クリストファー・クロス(Christopher Geppert Cross、1951年5月3日 – )は、アメリカ合衆国 テキサス州 サンアントニオ生まれのシンガーソングライター。 トレードマークはフラミンゴ。
Christopher Cross : クリストファー・クロスの活躍
1979年、アルバム『Christopher Cross』(邦題『南から来た男』)でデビュー。デビュー時はコンサートもせず、素顔を公開していなかった。これはクリストファー自身の意向によるものであった。 天使のようなハイトーンボイスで一躍AORを代表する歌手となる。 同アルバムとシングル『Sailing(セイリング)』は1981年のグラミー賞の五部門を独占。とくに主要四部門(最優秀アルバム賞:Album of the Year、最優秀レコード賞:Record of the Year、最優秀楽曲賞:Song of the Year、最優秀新人賞:Best New Artist)の同時受賞はグラミー賞史上初の出来事だった。この曲は、ビルボード(Billboard)誌で1980年8月30日に週間ランキング第1位を獲得。1980年ビルボード誌年間ランキングでは、第32位。翌年にはスティーブ・ゴードン(Steve Gordn)監督・脚本の映画「ミスター・アーサー(Authur)」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Authur’s Theme (Best That You Can Do))」でアカデミー歌曲賞をバート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、ピーター・アレンとともに受賞。
「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」は、ビルボード(Billboard)誌で1981年10月17日に週間ランキング第1位を獲得。1981年ビルボード誌年間ランキングでは、第12位。この曲は日本でも馴染みの深いナンバーである。
5歳~9歳の幼少期に、軍医だった父親の仕事の関係で日本(東京代々木)に住んでいたことがある。
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1979年 『Christopher Cross』(邦題『南から来た男』)
1983年 『Another Page』
1985年 『Every Turn Of The World』
1988年 『Back Of My Mind』
1993年 『The Best of Christopher Cross』
1992年 『Rendezvous』
1994年 『Window』
1998年 『Walking in Avalon』
オリジナルアルバムとライブレコーディングの2枚組。日本では同年に『ウォーキング・イン・アヴァロン』、『A Night with Christopher Cross -Best Hits Live-』のタイトルで分売。1999年には本国アメリカでも『Greatest Hits Live』、2000年に『Red Room』と改題して分売された。
2002年 『The Very Best of Christopher Cross』※
2002年 『Definitive Christopher Cross』
同じタイトルで選曲の違う2種類のベストアルバムが存在する。
2007年 『A Christopher Cross Christmas』※
2010年に『Christmas Time Is Here』※と改題して再発。
2008年 『The Café Carlyle Sessions』※
2011年 『Doctor Faith』 ※
2013年 『A Night in Paris』 ※
※ は日本盤未発売。