74年に発表された3rdアルバムで、初期から中期のスティーリー・ダンを代表する傑作である。有名なシングル曲<1>は、ジャズピアニストのホレス・シルヴァーの曲から、あるいはブラジル音楽からアイデアを得たと言われる。
ファンキーな<2>、デューク・エリントンの凝ったカバー<5>、チャーリー・パーカーに捧げた<6>、得意とするスローブギ調のタイトル曲<8>など、バラエティに富んだ内容だ。ゲストプレイヤーを多数起用する制作スタイルも、このアルバムから本格化した。（麻路 稔）
最大のヒット曲「リキの電話番号」や彼らの唯一のカヴァー曲を含むサード・アルバム。スタジオ・ミュージシャンの積極的起用が始まり、バンドの分岐点となったアルバム。1974年作品。 (C)RS
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1. リキの電話番号
2. ナイト・バイ・ナイト(夜ごと歩きまわるのさ)
3. 気どりや
4. バリータウンから来た男 試聴する
5. イースト・セントルイス・トゥードゥル・オー
6. パーカーズ・バンド
7. いけ好かない奴
8. プレッツェル・ロジック
9. 銃さえあればね
10. チャーリー・フリーク
11. 君のいたずら
